【ピアノ】パターンの蓄積が想像力を鍛える

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♬ 感覚や想像に任せても上手くいかず困っている

♬ 「想像して!」と注意され想像しても、ほとんど何も出てこない

 

こういった悩みを解決します。

 

 

ピアノ演奏はもちろん、

楽器演奏全般において

「想像力を持つこと」

が神格化されています。

たしかに重要なのは間違いありません。

しかし、

ただ単に想像していても

知らないことは出てこないのです。

 

例えば

「カルミナ・ブラーナみたいな合唱を想像しながら演奏して」

などと言われたとき、

カルミナ・ブラーナを知っていれば想像できますが、

知らなければ

それがどんな緊張感の音楽なのかすら分からないですよね。

 

先生に何か言われて想像する場合はもちろん、

独学として一人で考えなくてはならないときも同様。

カルミナ・ブラーナ自体を知らなければ、

「ここはカルミナ・ブラーナのような雰囲気を出そう」

などと一人で思いつくことはありえないわけです。

いずれにしても

自分の知っている範囲の中での想像しか出てこない。

 

そこで必要になってくるのが、

「知識」はもちろん、「パターンの蓄積」

 

「こうきたら、このように解釈するといい」

というパターンをいくつもストックすることで、

新しく取り組む作品であっても

「あの作品の、あの部分の形と似ているから、応用できるかも」

などと想像していくことができます。

 

これは、過去の成功体験にしがみついているわけではありません。

こういったパターンが多くたまってくると、

それらのストックが結びついたりして

想像力の幅が広がるのです。

 

「想像力不足」に悩んでいる方は、

むしろ「蓄積不足」を疑ってみて下さい。

想像して思いついた画期的なアイディアも

ほとんどの場合は

過去の何かの影響を受けているものです。

 

もうお分かり頂けていると思いますが、

ここで言っている想像力とは、

「このパッセージはお花畑で…」

などという

楽曲の物語をつくる能力のことではありません。

楽曲を仕上げていくために直結する部分の想像力のことです。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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