【ピアノ】ピアノへ向かわずにできる有益学習法

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本記事では、
「ピアノへ向かわずにできる学習法」
のうち、
筆者自身が大きく効果を感じた学習法を紹介しています。

 

大前提として

ピアノ上達のためにはピアノへ向かうことが必要です。

しかし、

闇雲に指を動かすだけではなく

ピアノから離れたところでの学習を経て

再度ピアノへ向かうことで

ブレイクスルーが起こることもあります。

これは筆者も身をもって感じてきました。

 

ピアノへ向かえる時間も限られていることと思いますので、

是非本記事の学習方法を取り入れることで

レベルアップを目指してみましょう。

 

紹介したい学習方法とは、

「音源を聴きながら、白い紙もしくは楽譜に気付いたことを全部殴り書きしていく」

という方法。

「ただ単に机の上で楽譜を読む」

というのとは異なります。

 

書き出す内容はどんなことでも大丈夫です。

気が付いたことを全部書いていきます。

「テンポ設定」などの基本的なことから、

「アゴーギク」や「解釈」のこと、

「音色」のこと、

「ダイナミクス配分」のこと、等。

こういったピアニスト独自の演奏面はもちろん、

その楽曲そのものについて気付いたことも

全部書き出していきます。

「この解釈って音楽的にどうなの?」

などと否定的に思った要素を書いてもOK。

YouTubeを使ってピアニストの演奏動画でおこなえば

「奏法」のことも書き出せますね。

 

とにかく集中して聴く。

搾り取れるだけ搾り取るつもりで聴く。

このようにして

徹底的に調べ尽くすつもりで聴かないと

ほとんどのことは聴き逃してしまい、気付けません。

 

書き出して「言語化」「視覚化」しておかないと

次の日には忘れてしまうものです。

この書き出した紙を定期的に見返します。

 

この学習をおこなうに当たってのポイントは、

「自分がよく知っている楽曲でおこなう」

ということ。

「今取り組んでいる作品」

もしくは

「過去に深く勉強した作品」

がベストでしょう。

また、

「ある程度の大きな音量で聴く」

ということも徹底してください。

クラシック作品はダイナミックレンジが広く、

J-popのように常に音圧がある作品ばかりではありません。

さまざまな要素を判断するためには

ある程度の音量で聴く必要があります。

家庭環境的に難しければ、

ヘッドフォンなどを使用しても構いません。

 

このようにして貯めていった書き込みは

あなたが書いたものですので

誰にも盗まれない

最高の独自教材になります。

演奏に活かせることを自分で拾ってどんどん貯めていく。

それが大人のあなたにはできるはずです。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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