という記事で、
フレーズが細切れになってしまう理由を解説しました。
今回は、別の観点として
ピアノへ向かわずにできる方法を取り上げます。
やり方はいたってシンプルで、
「楽譜を見ながらメロディを歌う」
という方法。
この方法は
曲想を自分で見つけていくときにも有効なやり方なのですが、
フレーズが短くなってしまうことに対しての策としても、
うってつけです。
声というのは音を減衰させずに伸ばせるので
ピアノよりもフレーズを長く取りやすいから。
ピアノでは
ペダルで音が伸びていても
意識は次へいってしまいがちで
フレーズが短くなってしまっている演奏も多い。
歌ってみると
不思議とそこがまとまりのあるものとして感じられるので、
ピアノを弾いているときとは別の感覚で
フレーズを捉えることができます。
その感覚を覚えておいて、ピアノへ向かってみる。
そうすると、
ピアノという楽器を通しても
フレーズに対する感覚が変わっていることに気が付きます。
注意すべきなのは、
歌うときであっても
とうぜん
フレーズの長さを意識しながら歌うということ。
筆者はよく
作曲でも演奏でも
「困ったら歌おう」
と口にしています。
歌うというのは、
ありとあらゆる面でプラス効果のある
ピアノがなくてもできる方法だからです。
✔︎ あわせて読みたい
【ピアノ】誰でも出来る、曲想のつけ方・見つけ方
【ピアノ】誰でも出来る、曲想のつけ方・見つけ方
Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/~/e/B0CCSDF4GV
X(Twitter)
https://twitter.com/notekind_piano
YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg
無料トライアルで読み放題「Kindle Unlimited」
筆者が執筆しているピアノ関連書籍に加え、
数多くの電子書籍が読み放題になるサービスです。
コメント