好きな楽曲に取り組んでいる限り、
練習は楽しいですし
結果として長続きして効果もあがります。
苦手なジャンルや好きでない楽曲をやっていても
頑張っている割には成果が出ません。
こういった感じで、
基本的には
あなたが得意で好きな曲へ力を入れることに賛成です。
一方、
最低限、有名な作曲家のよき作品くらいは知っておいてから
やることをしぼったほうがいいのです。
しぼるのは、タイミングが大事。
ピアニストのグレン・グールドは
独特な解釈やスタイルで知られていますが、
正統的な演奏をしていた時期もあります。
あらゆることを知ったうえで
彼の個性が前へ出てきました。
作曲家のシェーンベルクは
無調音楽の黎明期に活躍しましたが、
彼の著書(「作曲の基礎技法」著:シェーンベルク 音楽之友社)を読んでいると
彼がベートーヴェンなどの調性音楽を
深く理解していたことが伝わってきます。
アウトプットの中心は無調音楽でしたが
特定の音楽だけをやっていたわけではないのです。
専門でやるかどうかは関係ありません。
音楽を永く続けていきたいと思っている場合、
最低限のことは幅広く学んで
その後に自分のやりたい部分を中心にしていきましょう。
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