【ピアノ】「テーマ作曲家」を決めて深い学びを

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♬ ピアノ学習における年末の有効利用方法

♬ オススメする来年度の計画の立て方

 

こういった内容について解説します。

 

【本記事の結論】
来年力を入れて重点的に学ぶ作曲家を決めよう

 

 

筆者自身、

新しい年を迎える前に

必ずおこなっていることがあります。

それは、

「来年テーマにする作曲家を決める」

ということ。

 

ピアノ教室へ習いに行っている方は

取り組む楽曲を

自分で完全コントロールするのは難しい。

しかし、

ここで言っているのは

取り組む楽曲のことだけではなくて

「その作曲家についてのあらゆる知識も学ぶ」

ということなのです。

これは絶対です。

ネットに落ちている情報だけではなく

図書館などを利用してでも調べまくります。

 

考え方が四畳半になってはいけないので、

他の作曲家の作品にも目を向けて構いません。

一方、

「この作曲者について博士になってやろう」

という中心にするテーマの作曲家を決めておくことで

真っすぐブレずに学習を進められます。

まず、レパートリーが増えます。

また、

私たちが陥りがちな

「広く浅く知っているだけで、特定の作曲家について深く語れない」

という状況も打破できます。 

 

初歩段階のピアノ学習は

教則本に沿っていくことで学習内容を決定できます。

しかし、

そういった学習がひととおり済むと

次の学習の進め方は

自分自身で考えていかなくてはならなくなります。

その段階に達した方には特に

「テーマ作曲家を決める」

というやり方が有効でしょう。

 

筆者自身は深く学ぶことを重視するため、

「1年単位」でテーマ作曲家を回していきます。

しかし、

このやり方に初めて取り組む方は

「2ヶ月単位」

などのもう少し短い期間で回していくと

新鮮味を保ったまま続けることができるはずです。

以前の筆者もそうしていました。

月日が経って

いずれまた

同じ作曲家に取り組んでもOK。

 

年末というのは

今年1年の学習成果を振り返ると共に

次年の計画を立てる絶好の機会です。

こういったことを決して軽視せずに

実りある年末を過ごしましょう。

 

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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