【ピアノ】和音連打はハーモニーの変わり目に注意

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手のポジション移動が大きいケースでは特に
和音の変わり目での音処理に
注意が必要です。

 

ハノンの第48番を例に解説します。

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、1-2小節)

 

このような和音連打が続くときに気をつけるべきなのは

譜例に矢印で示したような

「和音の変わり目の最終音が、いい加減になってしまっていないか」

ということ。

 

「いい加減」というのは例えば

◉ 処理が雑になって、音が欠けてしまう
◉ 焦って、そこだけ転んでしまう

などといった内容です。

 

単音の同音連打よりも

和音連打のときに

こうなってしまう傾向が強いように感じます。

 

(再掲)

譜例の場合は

同じ手指の形のまま

白鍵一個ぶん横へズレるだけなので

それほど難しくは感じないかもしれません。

しかし、実際の楽曲では

もっとポジション移動が大きいケースも多く出てくるので

和音の変わり目への注意がいっそう必要です。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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