【ピアノ】手首を柔らかくする、鍵盤の上で出来るストレッチ

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本記事では、
「手首を柔らかくする、鍵盤の上で出来るストレッチ」
を紹介しています。

 

昨日は、

「手首を使う位置とフレージングとの関連」

について書きましたが、

今回は

「手首を柔らかくするストレッチ」です。

 

ピアノ演奏では

手首が常にフニャフニャしているのはNG。

一方、柔らかく使った方が

音色をつくれる場面も多くあるので、

柔らかく使おうと思った時に

対応できる関節の柔軟さは必要です。

 

単に手首を回すだけでは

ピアノ演奏に直結しません。

そこで、

鍵盤上で出来るストレッチが有効なのです。

次の譜例を見て下さい。

 

(譜例)

次の手順でおこないます。

① 譜例の音を打鍵して鍵盤の底でキープ
② 右手の手首を「反時計回り」に回すと同時に、左手の手首を「時計回り」に回す
(この時にひじも一緒に回転させる)
③ 20回まわしたら、次は両手首とも逆回転で20回まわす

これを1セットとし、一日に数セットおこないます。

 

回すときに、上腕やひじに余計な力を入れずラクにしておくこと
◉ 勢いよく回すと手首を痛める可能性があるので、ゆっくりと
◉ 打鍵したままの指は、必要以上に押さえつけないこと

これらがストレッチにおける注意点です。

あくまで

「ピアノ演奏しているときと同じような感覚」

でおこなうことが目的だからです。

 

「打鍵したままおこなうストレッチ」

という部分がポイント。

やってみるとわかるのですが、

初めのうちはびっくりするくらい

手首が動かしにくいはずです。

しかし、

この柔軟も継続が大事で

段々と可動域が広がっていきます。

 

毎日少しづつ取り組んでみてください。

「音を出さなくても取り組める練習」

とも言えるでしょう。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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