【ピアノ】インプットというタネを植えるのも、それを育てるのも自分

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インプットというタネを植えるのも、それを育てるのも自分です。
タネを腐らせて終わらせずに
根を張らせてみてください。
切り捨てるインプットを決めるのは
それからでも遅くありません。

 

楽器練習においては

自分で音を出しながら試行錯誤をするのが基本ですが、

書籍、動画、その他Webメディアなどを読んだり観たりして

インプットするのも

自分にはなじみのなかった視点を得られる可能性があり

学習の歩を進めるきっかけになります。

 

しかし、

よく言われることですが

インプットをしているだけで実践が伴わなければ

はっきり言って、あまり意味ありません。

書籍を読んでいるだけでは

知識的に分かった気になるだけで

「畳の上の水練」にすら到達していない。

まだ、畳の上で横になっているだけで

クロールの手すら動いていないんです。

 

知識的なことが増えると

ある部分では出来ることも増えるので

まったく何の進歩もないわけではありませんが、

腑に落として身につけるためには

まずは意識的に使ってみる必要がある。

インプットして知ったことや

それによってひらめいたことを

必ず、音にして確認してみましょう。

 

インプットというタネを植えるのも、それを育てるのも自分です。

タネを腐らせて終わらせずに

根を張らせてみてください。

切り捨てるインプットを決めるのは

それからでも遅くありません。

 

根を張っている状態からが、ようやく上達のスタート。

根を張っている状態というのは

まだ下に伸びているだけなので

土台はできていきますが

それほど大きな成長はありません。

しかし、

いったん根が張り終われば

あとは上へ伸びていくだけ。

そこまでたどり着けるように

インプットしたことを実践していく。

それを根気よく繰り返していると

いつの間にか、

それぞれのインプットの木同士がつながって

森になるタイミングがきます。

 

最後にひとつだけ追加するのであれば、

いわゆる先人の音楽家の知恵をインプットしたときは

インプット内容を試すときに

自分のフィルターを通さないことですね。

「これをやってもあまり意味なさそう」
「これをやったら、こんな感じになるだけだろうな」

などと、今現在の自分の音楽能力で勝手に判断すると

自分に都合の良いものだけを試してみることになり、

結果的に四畳半の畳の世界から出ることはできません。

 

畳の上のインプットから

畳の上の水練を通り越して

その先へいくためには

言ってしまえば自信過剰な自分の判断が

上達の邪魔になる可能性もあるんです。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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