【ピアノ】練習では遠回りしていい場合もある

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特に近年、「コスパ」という言葉が流行り、
「生産性」「効率の良さ」を求める傾向が一層強くなりました。
では、ピアノ練習の場合も効率などを重視したほうがいいのでしょうか。

 

記事の信頼性


 

筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、

修士号(音楽)を取得しています。

また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。

 

 

結論から言うと、

「ピアノ練習においても効率が良いことに越したことはないけれど、遠回りしていい場合もある」

と言えます。

 

世間では色々な声があります。

「指練習をやってもすぐに動かなくなるから、楽曲だけで練習した方が効率がいい」

「最初にJ.S.バッハから練習して手が温まってから速い楽曲に取り組んだ方が効率がいい」

などといった、

どうすれば一番効率いい練習ができるのかということを

みなさん研究されています。

それらはどれも間違いではないかもしれません。

しかし、どれも正解ではないとも言えます。

 

私がオススメしたいのは、

「いくつか試してみた結果、合うものを見つけて自分のルールを決めるべき」

ということです。

 

パソコンの操作ひとつとってみてもそう。

例えば、

Macでは「command + S」を入力するだけで

すぐに「保存」ができます。

その時間0.5秒。最も効率はいいのです。

しかし、「過程」が吹っ飛ばされています。

仮に、

「ファイル」メニューから「保存」を選んだほうが

「ファイルを保存するのだから、こういう手順になるんだよね」

などと、

やっている動作の意味を考えながら頭を整理できるのであれば

1秒以上かかってしまっても

こちらのやり方を選択して構わないのです。

こういった部分には

「少しでも効率良いほうがいいに決まっている」

などという意見は無意味なのです。

自分に合った自分で決めたルールでやればOK。

 

このようなちょっとした選択が

ピアノ練習においても日常茶飯事です。

さすがに効率が悪すぎるのはNGですが、

効率を極めるのもほどほどに。

そうしないと、

「練習のための練習」

「勉強のための勉強」

になってしまう可能性があるからです。

 


 

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