自分の演奏を客観的に聴けるようになっていない限り、
目の前の楽曲をはじめて録音したときというのは
たいてい残念な思いをすることになります。
それだったら、
たくさん時間をかけてからではなく
早い段階で一度、通し練習の録音を経験しておいたほうがいい。
早い段階で明らかに不自然なところなどを把握できれば
その後の学習がスムーズに進みます。
この段階ではまだ、通して弾くだけで精一杯で
音楽的な演奏どころか
つまづいたり止まってしまったりすることもあるでしょう。
しかし、それも含めて
そのときの状態をまるっと把握しておいてください。
譜読みをしていると
◉ おおむね弾けるようにはなったけど、テンポが上がらない
◉ おおむね弾けるようにはなったけど、いまいち音楽が見えてこない
◉ おおむね弾けるようにはなったけど、いまいち音楽が見えてこない
などといったように
仕上げの段階へいく前に
ちょっとした壁を感じることもあるでしょう。
そのブレイクスルーのきっかけとなり得るのも
早めの録音を経験することです。
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