【ピアノ】出てくる音を多彩にするために変えるべき認識

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ピアノの鍵盤を下げてハンマーを動かす行為は
野球で言ったら、
バットを振る行為。
ボールそのものではありません。

 

鍵盤へ触った途端に音が出ていると思っている方が

ある程度弾けるようになってきた学習者の中にも

意外と多いように感じます。

演奏を聴き、また、演奏動作を見ていると

すぐに分かります。

 

ピアノの構造を確認してみて欲しいのですが、

鍵盤を下げることでアクションを通じてハンマーが動き、

そのハンマーが弦を打つことではじめて音が出るわけです。

つまり、

ピアノの鍵盤を下げてハンマーを動かす行為は

野球で言ったら、バットを振る行為。

ボールそのものではありません。

ボールに相当するのは弦のほう。

だからこそ、

鍵盤をどのように下げるのかで

出てくる音をコントロールできるのですね。

 

とうぜんだと思う方もいるはずですが、

改めて、

鍵盤へ触った途端に音が出ているわけではない、

鍵盤は野球でいうボールではない、

ということを再確認して欲しいと思います。

鍵盤はONとOFFのスイッチではなく

もっと微妙なコントロールにも応えてくれるもの。

 

このことが、

出てくる音を多彩にするために変えるべき認識のひとつでしょう。

 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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