本記事で取り上げている作品は
パブリックドメインになっている作品です。
出版社が独自につけたアーティキュレーションなど
権利に関わる部分は一切表示しておりません。
譜例はFinaleで作成したものです。
具体例を挙げます。
楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。
ベートーヴェン「エリーゼのために」より
譜例(楽曲後半部分の一節)を見てください。
赤色で囲った箇所が
「両手ともに音が無くなる箇所」
となっています。
このような表現は
音が鳴っている箇所と同じくらいにものを言います。
うっかりダンパーペダルを切り忘れてしまったりすると
せっかくの沈黙が台無しになってしまいます。
活かすためにはどうすればいいと思いますか?
これに限ります。
(再掲)
譜例の箇所の場合は、
★印の箇所の余韻をフワッと切ると直後の沈黙が活きてきます。
楽曲によっては
バッと勢いよく切った方が
直後の沈黙が印象的に演出される場合もあります。
重要なのは、
直前の余韻の切り方を決定する」
ということです。
ちなみに、
今は亡き作曲家、武満徹 氏は、
という素晴らしい書籍を書いています。
ピアノを演奏する方にもぜひ読んで頂きたい
宝物のような文章です。
著作集〈Ⅰ〉に収録されています。
◉武満徹著作集〈1〉
ベートーヴェン「エリーゼのために」
を学びたい方は
以下の電子書籍を参考にしてください。
Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/-/e/B08MVMPNMT?ref_=pe_1206512_179741122
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「Kindle Unlimited」に登録している方は
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