ピアノ演奏に「感覚」は大事ですが、
その場の思いつきだけで
作曲家の意思を無視してしまっていないか
注意しないといけません。
以前に、
「バロック〜古典派のトリルでは、必ず自身で奏法譜を作ってみてください」
とお伝えした際にも述べたことなのですが、
「音楽に感覚は大事だけれども、あまりにも感覚に頼りすぎてはいないか」
ということを
今一度お伝えしたいと思っています。
感覚に頼りすぎてしまうと、
作曲家のメッセージを高い確率で見落としてしまう。
「こんな感じで弾きたい」
というのももちろん良いのですが、
まずは
作曲家が楽譜に書きのこしたことを読み取ってからにしませんか。
音程とリズムだけを読んだら
「弾けた」と思わず、
もう少しだけでもていねいに楽譜を読んでみませんか。
楽譜に書けることは限られています。
作曲家が思っていることの半分も
伝えられないことは分かっています。
しかし、
今現在のクラシック音楽文化では
楽譜を読むことが
作曲家に近付くいちばんの方法なんです。
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