具体例で見てみましょう。
楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。
譜例(PD作品、Finaleで作成、10-11小節)
ここでは
1拍目に鳴らされた内声の付点2分音符がのびているのにも関わらず、
3拍目に16分音符でB音、直後に8分音符でGes音が出てくるので
実際は付点2分音符のふたつの音は
どこかで鍵盤を上げてしまわないといけません。
こういったときに踏まえるべきなのは
「毎回適当に指上げするのではなく、上げる位置を決めておく」
ということ。
そうすると、どんなテンポで何回弾いても再現性があるので
練習が積み重なりますし
本番でトラブルが起きる可能性を下げることができます。
(再掲)
例えば筆者自身のやり方としては、
付点2分音符のB音とGes音は
譜例のラインで示した位置で上げることにしています。
かえって頭が混乱するように感じるかもしれませんが、
あっという間に慣れるのでやってみてください。
この楽曲では他にも
19小節目、22小節目で
ほぼ同様の処理をする必要が出てきます。
いずれにしても、
どこで鍵盤を上げるのか決めておくことを
徹底しましょう。
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