【ピアノ】2人目の先生のところへ行く前に考えて

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本記事では、
今の先生に満足できず、
2人目の先生のところへ行こうと思っている方への
アドヴァイスをしています。

 

結論から言います。

2人目の先生のところへ行くのは、

◉ 今の先生から行くように提案された場合
◉ 自分の意思で行く場合は、今の先生に納得してもらえた場合

この2パターンのどちらかに当てはまる場合のみにすべきです。

 

2人目の先生のところへ行こうと思うきっかけは

さまざまだと思いますが、

少しストレートな言い方をすれば

多くの場合は「焦り」や「勘違い」からきています。

 

「解釈をもらいたくてセカンドオピニオンへ行ったのに、根本的な奏法の基礎ばかりを言われて曲が仕上がらなかった」

などという例はよく耳にしますが、

それはまだセカンドオピニオンへ行く段階ではないことを意味します。

この段階では

まだ判断能力もそれほど高くないはずですので

1人の先生に絞って

整合性のとれた学習をする方がベター。

 

実際には、

基礎奏法には「流派」や「各自の特徴」があるので、

かなり弾ける方がセカンドオピニオンへ行っても

新たな奏法を習得するように言われることはあるでしょう。

それに、

「奏法の事ばかりを言う先生」

「解釈のことばかりを言う先生」

「解釈のことしか言えない先生」

など、先生自体にも偏りがあります。

 

それは確かなのですが、

まずは、

◉ 自身がなぜセカンドオピニオンを必要だと思うのか
◉ 自身がセカンドオピニオンを必要とする段階に達しているのか

この点を考え直してみることが必要で、

それをしないことには

どこへ行っても身になる学習はできません。

 

だからこそ、

「今の先生から行くように提案された場合」
「自分の意思で行く場合は、今の先生に納得してもらえた場合」

この2パターンのどちらかに当てはまる場合のみにすべきなのです。

それが嫌なら、

まずは今の先生のところから完全に離れて

その後に新しい先生を探すべきです。

 

以前に関連記事も書いていますので

ぜひご覧ください。

【ピアノ】先生を変えようか悩んでいる場合のチェックポイント3選

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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