【ピアノ】親指だけでレガートに音階を弾く練習

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本記事では、
実際の楽曲で使用する機会が多いテクニックに着目した練習メニューを
紹介しています。

 

それは、

「親指だけ、または小指だけでなるべくレガートに音階を弾いていく練習」

実際の楽曲で使用する機会が多いテクニックに着目した

良い練習方法だと思いますので、

ハノンなどと併用してやってみるのをオススメします。

 

この2種のうち、

特に重要な「親指だけでレガートに音階を弾く練習」を紹介します。

ハノン第39番のAs-durを使って、右手だけで練習してみましょう。

極めてゆっくりで構いません。

練習のポイントをいくつかお伝えします。

1. 打鍵したらすぐに力を抜く
2. 指の腹で打鍵する
3. 隣の鍵盤の壁に指を滑らせる(白鍵同士の場合)
4. 最短距離で移動する
5. 移動するときには「上腕」で手を連れてくるイメージで
6. 手首は上腕の流れについてくるだけ
7. 頭を振ったりする動作はつけないで練習する
8. 他の指は力を抜いておく

 

この練習をするときは、

「3の指(中指)がつっぱらないようにすること」

これがポイントとなってきます。

無意識に不要な力が入りがちな部分だからです。

 

ちなみに、

リスト「愛の夢 第3番」などでは

「親指だけで演奏するメロディ」

が登場しますので、やはりこの練習が役に立つでしょう。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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