【ピアノ】レパートリーを一覧にしてみよう

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本記事では、
レパートリーを俯瞰的に見てみることを
提案しています。

 

レパートリーがある程度の曲数になってきたら

是非やっていただきたいことがあります。

「レパートリーを書き出して一覧にしてみる」

ということ。

 

先日の記事で紹介した

「マインドマップ」にしてみてもいいでしょうし、

形式は自由で構いません。

いずれにしても「一覧にする」というのが重要です。

 

そして、

少々手間はかかりますが

PCを使わずに

「手書き」で大きな紙に書き出してみましょう。

手書きというのは、

自分との対話に向いています。

予定を書くだけでしたらPCのアプリでいいのですが、

◉ 日記
◉ 自分が取り組んできたことの整理

などは

手書きで書くことで

よりいっそう自分と向き合えます。

 

レパートリーを一覧にしてみることで、

◉ どういった時代や作曲家の作品が多いのか
◉ 曲尺は長いものばかりになってしまっていないか

などといった傾向が見えてきます。

それを把握することで

これから取り組んでいくべき作品を

判断することができます。

 

以前に、

筆者自身のレパートリー全体の関連を

一覧にしてみたことがあります。

近現代のレパートリーが多いことをはじめとし、

さまざまな傾向がわかりました。

その結果、

「難解な無調作品と合わせても、違和感なく演奏会プログラムに入れられそうなレパートリーは何かな」
「武満徹の作品に結びつけて、プログラムとしてのストーリーができそうなロマン派の作品は何かな」

などと、

さまざまなことを考えていくきっかけができました。

 

一覧にしてみて

全体像を俯瞰的に見てみることは

必ずあなたのレパートリーにとってプラスをもたらすはずです。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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