【30秒で学べる】ラヴェル「前奏曲(1913)」ワンポイントレッスン

スポンサーリンク

 

ラヴェル「前奏曲(1913)」ワンポイントレッスン

 

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、1-3小節)

3小節2-3拍目は下段が休符になるので、「メロディのsolo」になります。

ここでは、

譜例で示した2パターンのペダリングが考えられるでしょう。

上のペダリングは

3小節2拍目でペダルが上がり切るようにして、

メロディをsoloにする方法。

いきなりペダルを上げてしまうと音響がいきなり変わりすぎてしまうので、

曲線で示したように段々と上げていくようにする

バス音の音響なども上手く処理できます。

下のペダリングは、

2-3小節目を踏み続けるという方法。

この場合は3小節2-3拍目でsoloの表現をつくれませんが、

ピアニストの中にはこのようにする方も一定数います。

 

ペダリングを考えていくときには、

「ペダルによって伸ばされている音響をどこまで維持するか」

ということを、

「soloの表現」「和声」なども踏まえて

判断していけるとベストです。

 


 

Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/~/e/B0CCSDF4GV

X(Twitter)
https://twitter.com/notekind_piano

YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg

 


 

無料トライアルで読み放題「Kindle Unlimited」

 

筆者が執筆しているピアノ関連書籍に加え、

数多くの電子書籍が読み放題になるサービスです。

 

Kindle Unlimited 読み放題 無料トライアル

 

 

この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

タカノユウヤをフォローする
- ラヴェル (1875-1937)
スポンサーリンク
タカノユウヤをフォローする
大人のための独学用Webピアノ教室(ブログ版)

コメント

タイトルとURLをコピーしました