【ピアノ】音域とダイナミクスのどちらを参考に構成を考えるか

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構成の解釈には、
音域やダイナミクスなど
さまざまな要素を手がかりにすることができます。

 

具体例を見てみましょう。

楽曲が変わっても考え方は応用できます。

 

モーツァルト「ピアノソナタ第8番 K.310 第2楽章」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、12-13小節)

13小節目の p の書いてある位置に注目してください。

この p

「12小節目最後の、メロディA音から」

と見なして演奏しているピアニストも多い。

連桁の分断のされ方や

メロディの音域を考えるとそのようにもとれますが、

ダイナミクスの位置を重視して

楽曲の成り立ちを捉えてみると

カギマークで示したところまでをひとつとして見ることもできます。

 

つまり、点線で区切ったところまでは一息で演奏して

小節のつなぎ目のメロディA音とG音は

前のグループへつけるということ。

ダイナミクスによる手がかりを重視した解釈。

 

(再掲)

具体的には、

メロディが跳躍するところの32分休符では

余計な時間を使わずに跳躍して

13小節目へ一気に入ってしまい、

点線で示した部分でわずかに時間を使います。

そして、フレーズを改めて音型を折り返していく。

 

このようにすることで

左手の16分音符も変なところでギクシャクせずに済みます。

小節頭へ入ってしまってからであれば、

前のフレーズのおさめどころとして聴けるので

わずかな時間を使っても

右手パート、左手パートともに

音楽的に不自然には聴こえません。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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