プライバシーのこともありますので、
内容を要約して
個人情報に関わる部分は一切伏せさせていただきます。
◉ どうしても速く弾く事に乗り切れない
◉ 指が動かない訳ではないが、テンポ感が良くないと感じる
◉ 一つ一つをしっかりタッチし過ぎる=フレーズに抑揚を付ける、感じるという事に乏しいのかと思う
以下、回答です。
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こちらで内容を正しくとらえられているかわかりませんが、
いくつか回答させていただきます。
原因は「指先」ではなく
「椅子の座り方」から始まり
「腕を含めた身体の使い方」などにもある可能性が考えられます。
こういった内容は、
ひとつ直してもすぐに良くなるものではなく、
複数向上した結果、演奏が変わってきます。
もちろん「独学」でも修正可能ですが、
ある程度の期間悩まれているようですので
余裕で弾けるレベルの楽曲を使って
指導者に助言してもらうほうがいいでしょう。
普段独学であれば、
スポットレッスン(単発レッスン)でみてくれる専門家を探して
依頼してください。
「一つ一つをしっかりタッチし過ぎる」ということでいうと、
もし「演奏自体」に問題があるとしたら、
「すべての音にアクションを入れすぎてしまっていないか」
これをチェックしてみてください。
ほんの一例だけですが
記事を書いていますので
参考にしてください。
もうひとつ考えられる問題は、
やはり、楽曲の中身がわかっているかどうか。
以前にブログで紹介したピアニスト川上昌裕氏の書籍の中に、
「音楽の理解力の高さは、譜読み能力にも比例するし、暗譜力にも比例する。
あるパッセージがどうしても弾けなかったのに、
それを音楽的な感覚として掴めるとすぐに弾けてしまうことがある」
(抜粋終わり)
などといった内容のことが書かれており、
筆者も賛同しています。
「指は動く」とのことですので、
楽曲の理解が深まると
フレーズのこともよくわかるようになり、
「速く弾く事に乗り切れない」
という問題も解決に向かうでしょう。
なぜかというと、
「どこに重みを入れて」
「どこでおさめて」
「そのエネルギーがどこに向かっていて」
などということは
指を動かすことと関係しているにも関わらず、
それとは別個にも学習しないと身につきにくい内容だからです。
このブログですと、
これらのカテゴリーにヒントがあるはず。
繰り返しますが、
ひとつ学習してすぐに良くなるものではなく、
複数向上した結果、演奏が変わってくることを理解してください。
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