【ピアノ】ペダリングは仕上げのテンポ次第で変わってくる

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本記事では、
「ペダリングと仕上げのテンポとの関係」
について解説しています。

 

具体例を挙げます。

楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。

 

ショパン「エチュード(練習曲)op.10-5 変ト長調」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、曲頭)

この作品で

パデレフスキ版などの

1-2小節に書いてあるダンパーペダルの記号は、

「1拍目から2拍目にかけて踏みっぱなしにする指示」

になっています。

 

こういったペダリングは、

「ものすごく速いテンポで弾く場合のもの」

と考えるべき。

 

1拍目の裏でハーモニー自体は変化しているため

ゆっくりのテンポの場合は濁ってしまいます。

 

「ペダリングは仕上げのテンポにも関わってくる」

ということを念頭に置いて

使用する箇所を決定していきましょう。

 

また、

「速いテンポで軽快さを求める楽曲」では

ペダルを使いすぎると

サウンドが重く聴こえてしまう可能性があります。

「ペダルを使用しなくても済むところは、基本的に少なめにする」

これをベースとして考えておくといいでしょう。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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