記事の信頼性
筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、
修士号(音楽)を取得しています。
また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。
譜例を見て下さい。
このような音型やリズムが出てきたら意識すべきなのは
「音の大きさ」と「音の長さ」です。
■ファンファーレ・モチーフを音楽的に
♬ 音の大きさ
(再掲)
丸印をつけた2つの音に差をつけましょう。
ここでは、
16分音符の方が軽くなるように
4分音符の方に重みを入れると音楽的です。
同音連打を音楽的に聴かせるポイントは、
「同じ音量、かつ同じ音質の音が2つ以上並ばないようにする」
ということです。
「コン!コン!」
というドアをノックする音を聞いて私たちが不快に思うのは、
全く同じ音量、かつ全く同じ音質の音が2つ以上並んでいるからです。
テクニック的には、
「なるべく鍵盤の近くから打鍵する」
このようにすると演奏しやすくなります。
高くから打鍵してしまうと、
当たり損なったり音が散らばったりと
上手くいきません。
♬ 音の長さ
(再掲)
「音の長さ」によって
グルーブと言いますか、「リズムの締まり方」が大きく変わります。
譜例のようなファンファーレ・モチーフでは、
付点8分音符を「8分音符+16分休符」と解釈して
16分休符を挟むと
締まったリズムに聴かせることができます。
楽曲によって、
仮にダンパーペダルで音が伸びている場合であっても
手だけでも休符を意識すると
出てくる音響は変化します。
叙情的な楽曲などでやる必要はありませんが、
テンポが速い楽曲の場合は意識してみましょう。
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