【ピアノ】失敗しない、譜めくり者のたて方

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本記事では、
「誰に譜めくりを頼むかの判断基準」
「譜めくり者と打ち合わせすべき内容」
などについて解説しています。

 

伴奏をするときはもちろん、

場合によっては

ピアノソロであっても

本番の譜めくりを依頼することがあるでしょう。

そんなときに

「誰に頼むのか」

というのは大事な観点です。

 

譜めくり者は

とても重要な役割ですが、

あなたのステージにおいては黒子です。

原則、目立ってはいけません。

言い方は良くありませんが、

ありとあらゆる意味であなたより目立つ人物には

依頼しないこと。  

 

例えば、

◉ あなたよりも極端に身長が高い人物
◉ どうしても派手な格好が好きな人物
◉ 直前にステージへ出て顔が知られている出演者

など。

 

これを、

見た目で人を判断しているという

悪い意味にとらえないでください。

あなたのステージにとって

どんな譜めくり者が適切なのかは

あなた自身、何となくイメージがついているはず。

 

とうぜん、

譜めくり者との打ち合わせも大切になってきます。

ごくまれに

ステージを去る順番を間違えられて

どちらが主役なのか分からなくなるときがあります。

譜めくりの位置が早すぎることもあります。

その他も含め、

あらゆるトラブルは

事前の打ち合わせである程度防げます。

 

例えば、以下のことを確認しておきましょう。

◉ お互いの衣装について
◉ ステージの出入りについて(手順、歩き方など)
◉ 譜めくりする位置について
◉ 譜めくり者が座る位置の距離感について
◉ 譜面の持ち運びについて
◉ 合図の出し方について

など。

 

「備えあれば・・・」というのは

演奏面だけのことではありません。

譜めくり者とのコミュニケーションにも言えます。

そして、

逆にあなたが譜めくりを頼まれたときには

演奏者とのやりとりを

ていねいにおこなってください。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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