具体例を挙げます。
楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。
ベートーヴェン「ピアノソナタ第17番 テンペスト ニ短調 op.31-2 第3楽章」
譜例(PD作品、Finaleで作成、35-38小節)
譜例のようなオクターブ分散トレモロを
演奏するとしましょう。
前記事に加えて
今回お伝えしたいポイントは
◉ 手の側面をしっかりさせること
◉ 使用していない指、特に中指がつっぱらないこと
◉ 使用していない指、特に中指がつっぱらないこと
この2点です。
2点ワンセットだと思ってください。
手のひらの外側、
親指の下と小指の下には
大きな筋肉がついています。
力を入れるというよりは
これらの筋肉が
オクターブ分散トレモロ奏法の支えになっていることをイメージする。
そうすることで、
完全に弛緩してしまっている場合と比べて安定します。
一方、外側のことばかりに気を取られすぎて
内側の指のことを忘れてはいけません。
オクターブ分散トレモロで使用していない指、
特に「中指」がつっぱってしまっているケースは
非常に多く見受けられます。
指がつっぱっているというのは
それだけで力が入ってしまっているということ。
これには気をつけるべきです。
手を硬直させてしまうと
◉ 疲労や故障
◉ 音色の硬さ
◉ 動きのブレーキ
◉ 音色の硬さ
◉ 動きのブレーキ
などを招き、ろくなことはありません。
テンポを落として練習するときから
本記事の内容を意識してみましょう。
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