【ピアノ】ためるべきではない箇所とは?

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本記事では、
ためてゆっくりしないほうがいいところの例を
ひとつ紹介しています。

 

具体例を挙げます。

楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。

 

ショパン「幻想即興曲」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、35小節目)

1拍目にある右手の跳躍で、ためてゆっくりしている演奏がよく聴かれます。

右手のフレージングのこともあり、

もちろん間違いとは言いません。

仮にここでの左手が無かったらとしたら、それで大正解。

一方、左手もある場合は別の考え方もできます。

 

左手に着目してください。

小さい丸をつけた和音よりも大きな丸をつけた和音の方が

価が長く音域も広い。

明らかに大きな丸をつけた和音の方により重みが入ります。

このような時には

前半でゆっくりしてしまわずに

大きな丸をつけた和音にノンストップで入ったほうが

強いエネルギーが入るためより音楽的であると

考えることもできます。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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