本記事で取り上げている作品は
パブリックドメインになっている作品です。
出版社が独自につけたアーティキュレーションなど
権利に関わる部分は一切表示しておりません。
譜例はFinaleで作成したものです。
具体例を挙げます。
楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。
ショパン「幻想即興曲」譜例(35節目)を見てください。
1拍目にある右手の跳躍で、ためてゆっくりしている演奏がよく聴かれます。
右手のフレージングのこともあり、
もちろん間違いとは言いません。
仮にここでの左手が無かったらとしたら、それで大正解です。
しかし、左手もある場合は別の考え方もできます。
左手に着目してください。
小さい丸をつけた和音よりも、大きな丸をつけた和音の方が音価が長く音域も広い。
明らかに大きな丸をつけた和音の方により重みが入ります。
このような時には
前半でゆっくりしてしまわずに
大きな丸をつけた和音にノンストップで入った方が強いエネルギーが入るため
より音楽的であると言えます。
考え方の一つとして参考にしてください。
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