【ピアノ】ページの変わり目の暗譜に注意

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本記事を通して、
暗譜でつまづきがちなところの対策を学びましょう。

 

本番の前は

生徒に暗譜で通してもらうのですが、

暗譜が飛んでしまうところは

割と共通しています。

 

◉ 段の変わり目
◉ ページの変わり目

この2点です。

 

特に「ページの変わり目」は

なかなかのつまづきポイントと言えるでしょう。

 

ではなぜ、

こういったことが起きるのでしょうか。

おそらくですが

練習の仕方に原因があるはずです。

 

譜面を見て練習しているとき

ページの変わり目では

とうぜん、譜めくりをします。

この際、

さっとめくったつもりでも

やはり演奏以外のことに気を取られていることになります。

つまり、

「譜めくりのことを考えずに通り過ぎる」

という経験を

暗譜するまで一度もしていない。

これが、大きな原因だと思われます。

 

対策は以下の2つです。

◉ 早い段階で、ページのまたぎだけでも楽譜を見ずに弾けるようにしておく
◉ ページの変わり目ジャストから弾き始められるようにしておく

楽譜によって多少のレイアウト差はありますので、

「自分が使っている楽譜で」

のことを言っています。

 

前者はもちろん、後者の練習も取り入れましょう。

ページの変わり目が危ないのであれば、

そこから弾き始められるようにしておけばいいのです。

「ページが変わった後の、いちばん最初の小節から」

ということ。

仮にそこが

音楽的にキリのいいところでなかったとしても

その場所から弾き始められるようにしておく。

特に「J.S.バッハ:フーガ」などの暗譜では

とても有効な練習方法です。

 

これら2点さえこなしておけば、

とりあえずページの変わり目については心配ないでしょう。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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