意外と見落とされがちなのが、
速いテンポの楽曲での「勢い暗譜」について。
「速いテンポでは弾けるのに、ゆっくりのテンポで弾いてみると暗譜がとんでしまう」
こういったことをほんとうに良く耳にします。
ゆっくりのテンポで弾いてみると暗譜がとんでしまうのは
結局のところ、
音楽の内容を理解できていないから。
勢いで手が動いて速いテンポでは弾けてしまっている状況。
筆者はこれを「勢い暗譜」と呼んでいますが、
緊張をしたときなどに
思わぬトラブルが起きたりします。
「しかし、本番でゆっくり弾くことはないし…」
などと思わないでください。
勢い暗譜は
ゆっくり弾くから危ないのではなく
音楽を理解していないので
速いテンポでも予期せずふと忘れる可能性があるからこそ
危ないのです。
速いテンポの楽曲では、
最終的に仕上げるテンポを含めて
最低3パターンのテンポで暗譜チェックすることを
徹底してください。
音楽をきちんと理解していれば
どのテンポでも暗譜で弾くことができるでしょう。
「勢いで弾けてしまっている」という、
一種の錯覚にも似た状態を回避するいちばんの方法です。
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