記事の信頼性
筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、
修士号(音楽)を取得しています。
また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。
一つ質問です。
次の2つのうち、「レガートに聴こえない」のはどちらだと思いますか?
2. 「異なるダイナミクス」で「音色が同じ」2つの音の連結
「レガートに聴こえない」のは、
「1. 同じダイナミクスで音色が異なる2つの音の連結」です。
同じダイナミクスなのに??と思いませんでしたか。
前の音と「同じ音色」の中だったら、
ダイナミクスが異なっても基本的には別のものには聴こえないんです。
つまり、音の大小よりも、
「音色を揃えること」
これがレガートに聴こえるコツです。
音色を揃えるためにできるテクニックには
「打鍵速度」のことなどたくさんありますが、
まずは自分の音を良く聴くことが第一歩。
せっかくですので、
中級者以上の方に向けて
「打鍵速度」のことを少しだけ書いておきます。
打鍵速度というのは音色と非常に関係が強く、
速い打鍵速度で「カツン!」と入ると音色が大きく変わってしまいます。
極端な例として、
「耳につくような金属的なフォルテの音を出してください」
などと2つのことを言われたら、
同じフォルテでも「打鍵の仕方」を工夫しますよね。
このように、私たちは言語化しないだけで普段から「打鍵速度」をコントロールしています。
レガートにならない箇所が出てきたら、
これを「意識的にコントロールする」ということがポイントです。
練習するときには、
テンポをかなりゆっくりに広げて、
鍵盤の触覚も感じながら練習するところから始めると良いでしょう。
こういったところをコントロールするのがテクニック。
「テクニック」とは、指を速く動かすことだけでなく、
「意識したことができること」 と言えます。
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