具体例で見てみましょう。
楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。
モーツァルト「ピアノソナタ 変ロ長調 K.333 第1楽章」
譜例(PD作品、Finaleで作成、39-42小節)
譜例へ補足したペダリングのように
アーティキュレーションとしてのスラーがついているところで
チョンとダンパーペダルを踏むことで
そのニュアンスをサポートすることができます。
このケースの場合、
ダイナミクスとして強調したい部分が一致しているので
ビートを出すかのように
ダイナミクスをサポートする役割もありますね。
使えるかどうかは、その箇所次第ではありますが、
このように
ペダルの効果を全面へ出さずに
補佐役として使うのも、
大事なペダリングテクニックのひとつ。
特に、モーツァルトの作品などのように
ペダルを使わなくても一応成立する箇所が多い作品では
それをどこでどう使えばいいのか迷う方も多いようなので
一案として覚えておいてください。
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