【ピアノ】練習方法:装飾音の後に和音がついている断片

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メロディや伴奏型に出てくるリズムのうち
意外と演奏しにくい断片の例を取り上げました。
練習の仕方をワンポイント解説しています。

 

譜例を見てください。

一番左の譜例のように

「装飾音の後に和音がついている断片」

は意外と弾きにくいですよね。

練習方法としては、譜例の①②を試しましょう。

このように

到達先の和音を上の音と下の音に分けてそれぞれ練習します。

 

練習ポイントとしては、

1. 大きな音符に向かうエネルギーを感じて装飾音を入れる
2. 実際の和音を弾いているつもりで手の動きを最小限にする

これらが重要です。

 

1. はつまり、装飾音を弾くことに一生懸命にならないようにするということ。

あくまで装飾的な音は軽く演奏しましょう。

そうすることで音楽的になるだけでなく、弾きやすさも上がります。

 

2. はつまり、

①②の練習では手を大きく揺らしたりせずに

実際の和音を弾いているつもりでの手の動きに肉薄してほしいということです。

「和音の分割練習のカギは、実際の和音を弾くときの手の動きとなるべく近い動作で練習すること」

そうしないと、

このように分割練習する意味がありません。

①②の練習では極端な話、

到達点が和音ではないので

思い切り手を左右に傾けることも出来てしまいます。

実際、注意していないとそうやって練習してしまうことは多い。

しかし、そのような動きは和音を弾く時には出来ませんから

やってもなんの練習にもならないのです。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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