という記事で
以下のような具体例を取り上げました。
譜例1(PD楽曲、Finaleで作成、65-68小節)
隠されたフレーズを見抜き、
片方の手からもう一方の手へ引き継ぐときは
できる限り、フレーズにあわせた受け渡しにする
片方の手からもう一方の手へ引き継ぐときは
できる限り、フレーズにあわせた受け渡しにする
これを基礎に運指を決めていくべきだと書きました。
一方、この譜例ではsubito f が出てくるので
もう1パターンの有効な運指があります。
譜例2(同所)
ヘンレ版などでもとられている手の配分ですが、
「subito f のところから手を変えてしまう」
というやり方。
このやり方の何が良いのかというと、
subitoでダイナミクスを変えるという
一種の演奏苦労を伴う表現が、
手を変えてしまうことで
いともカンタンにできてしまうという点。
頭が混乱しないからですね。
どんな楽曲のsubitoのところでも使えるというわけではありませんが、
応用できそうな場面を見つけたときには
積極的に取り入れて
演奏難易度を下げてみましょう。
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