「ゆっくり練習(拡大練習)」では
それをやる目的がありますね。
例えば、
◉ まだ速度が上がらないところで、手に入れるためにおこなう
◉ 速度が上がるけれど、難しい細かなニュアンスや動きを再度確認するためにおこなう
◉ 速度が上がるけれど、難しい細かなニュアンスや動きを再度確認するためにおこなう
など。
こういった、
「何のためにゆっくり練習をしているのか」
という目的を意識してやることは大切ですが、
もうひとつ、
ゆっくり練習の精度を上げるために欠かせないことがあります。
「条件を満たせているのであれば、いつまでも速度を固定しない」
ということ。
狙った音色を出せて
ミスもしないで
音楽的に弾けているのであれば、
ゆっくり練習の中でも
実際に仕上げるテンポへ近付けていくべきなんです。
ゆっくり練習をしている目的は
テンポを遅く弾いてラクをすることではありません。
目的の条件さえ満たせているのであれば
その中でも負荷を上げて
仕上げの状態に近くしていく。
そうすることで
ゆっくり練習を取りやめたときの
ギャップが少なくなります。
目の前の楽曲に対する今の自身の習熟度
を確認しながら、
最適な「ゆっくり」の度合いを探ってください。
そして、その速度も学習に合わせて変化させていきましょう。
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