2004年に「仔犬のワルツ」という
盲目のピアノ奏者をテーマにしたドラマが流行しました。
その直後、当時住んでいた家の近所の方が
毎日毎日そのドラマの曲を弾いているのが聴こえてきたのを覚えています。
数ヶ月は続いていました。
これは好きになった曲を楽しんで弾いていたのでしょうし、
何の問題もありません。
しかし、
もしピアノの学習をガンガン進めていきたいと思っているとしたら
好きな作品だけにかたよるのは
あまりいい傾向とは言えないでしょう。
一種の依存のような状態になると
吸収する音楽が四畳半になってしまう可能性があるからです。
依存かどうかチェックするのは簡単。
いつも好きな曲ばかり弾いてしまうこと自体は
依存ではありません。
今は違う楽曲をやるべきだと思っているときに
自分でコントロールできないのが依存です。
音楽でも人でもそうですが、
好きになった作品や人は
良くも悪くも
実際よりもすごいものとして見えてしまっています。
これを知るだけで、少し気持ちをおさえられる。
好きな作品を弾くのを楽しみながらも
吸収する音楽が長期間1種類のみになってしまうのは避けるようにしましょう。
とりあえずは
目の前のものが巨大化していると知っておくだけでOKです。
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