【ピアノ】手や指の動きが大きいクセを改善する練習方法

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♬ 手や指の動きが大きすぎる

♬ 使っていない指が、ムダに動いたり突っ張ったりしている

 

こういったクセを改善したい方へ。

 

 

細かなパッセージを弾くときに起きがちな

◉ 手や指の動きが大きすぎる
◉ 使っていない指が、ムダに動いたり突っ張ったりしている

などといったクセは

是非改善しておきたいところです。

 

これは一朝一夕で改善できるものではないのですが、

日頃の練習に取り入れられる

ちょっとした改善方法があります。

 

それは、

「ひとつの指を保持したまま、指練習する」

という方法。

 

例えば、以下のような練習内容。

ハノンの第1番を例に解説します。

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、1-2小節をもとに)

記譜したように

フィンガーペダルで

差し支えのないひとつの指を保持します。

演奏音型によっては

保持した指をまたすぐに打鍵しなくてはいけなくなり

上手く使えないのですが、

この「第1番」では

譜例のように

各小節の開始音を保持することができます。

 

このように保持することで

手全体の動きを最小限におさえることができるのです。

もちろん、

保持していない他の指を高く上げすぎない意識は

持っていないといけません。

 

「コルトーのピアノメトード」というエチュードに

「4本の指の練習-1本の指を持続(指の均一と独立)No.2a-2e」

という有益な練習課題がありますが、

その解説文にも

指を保持して手の動きを制限することについて書かれています。

これを、ハノンにも応用してみようというわけなのです。

 

こういった練習は

毎日やらないといけないわけではありません。

◉ 手や指の動きが大きい気がする
◉ 使っていない指が、ムダに動いたり突っ張ったりしている

などと思ったら

方向を正すつもりで取り入れてみましょう。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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