【ピアノ】拍の頭で重厚なフォルテの音を出す方法

スポンサーリンク
呼吸をうまく使えるようになると
必ず、良い音のフォルテで響かせることができます。
譜例を使って、具体的なやり方を解説します。

 

重厚なフォルテを出すヒントは

力の強さというよりは、タイミング。

タイミングが合うと

いいフォルテの音を出すことができます。

タイミングが合わないと

動作ばかり大きく、音は響かないという結果に。

 

では、そのタイミングを合わせるためには

どうすればいいのでしょうか。

ポイントは「呼吸」です。

 

具体例で見てみましょう。

楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。

 

プロコフィエフ「ピアノソナタ第1番 ヘ短調 作品1」

譜例(PD作品、Finaleで作成、94-96小節)

譜例に書き込んだ

「すって」のところで、文字通りすう。

「はく」のところで、はく。

 

慣れるまでは

呼吸の音が聴こえるくらい大げさにやってみて

タイミングをつかむ感覚を身体へ入れましょう。

 

この感覚が身につくと

フォルテのときに

適切な力を適切なタイミングで使えるようになり、

ぜったいに

重厚な良い音のフォルテを出すことができます。

 

特に、拍の頭でフォルテの音を出したいときに

試してみてください。

取り組んでいる楽曲の

拍子やテンポを考慮したうえで

どれくらいの拍の長さを使って「すう」のかを

決定しましょう。

何パターンか試してみて

いちばんタイミングがつかみやすいところを選べばOKです。

 


 

Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/~/e/B0CCSDF4GV

Twitter
https://twitter.com/notekind_piano

YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg

 


 

無料トライアルで読み放題「Kindle Unlimited」

 

筆者が執筆しているピアノ関連書籍に加え、

数多くの電子書籍が読み放題になるサービスです。

 

「初回30日間無料トライアル」はこちら / 合わなければすぐに解約可能!

この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

タカノユウヤをフォローする
呼吸(ブレス)
スポンサーリンク
タカノユウヤをフォローする
大人のための独学用Webピアノ教室(ブログ版)

コメント

タイトルとURLをコピーしました