【ピアノ】かえりの音型に気持ちを乗せる

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メロディや伴奏における
「かえりの音型」というのは
いい加減になりがちな代表例。
詳しくは、本記事をご覧ください。

 

指で鍵盤を下げて音は出ているけれども

そこに気持ちが乗っていなかったり

音を聴いちゃいなかったり、

というのはよく見受けられ

音を聴けばすぐにわかります。

 

そうなってしまいやすい典型例が、

譜例のような行ってかえってくる音型。

 

グラナドス「ゴイェスカス 5.愛と死(バラード)」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、2-5小節)

このような音型では

「行き」はカンタービレに歌えていても

「かえり」で意識が抜けてしまいやすい。

必ず、カギカッコで示した

かえりにも気持ちを乗せましょう。

 

譜例はメロディの場合でしたが、

伴奏音型においても意識すべき。

例えば、以下のような分散和音によるもの。

 

ショパン「エチュード(練習曲)op.25-1 変イ長調」

譜例(PD作品、Finaleで作成、7-8小節)

このような伴奏型では、

必ず「かえり」もしっかりと聴いて

「うわべだけ何となく指でかすった」

という風にならないよう、気をつけるべきです。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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