J.S.バッハの作品のような多声音楽で、
「すべての音に運指を書き込む」
という勉強をしてみるのがオススメ。
ポリフォニックの作品では
それぞれの声部が有機的に動いているので、
左手が単純な伴奏になっている作品よりも
運指を探る学習には向いています。
「2声のインヴェンション」は取りかかりとしてもいい教材になるでしょう。
2声では基本的に右手と左手でそれぞれ1声部ずつ担当しますが、
3声以上になると
さらにもう1声部増えるので、
途端に運指決定の難易度が上がります。
したがって、
2声のうちから運指を探る力をつけておけるとベター。
何度も直しながらでいいんです。
例として、
J.S.バッハ「インヴェンション第8番 BWV779」
のすべての音に運指をつけた譜例を掲載しておきます。
パブリックドメインになっている作品です。
出版社が独自につけたアーティキュレーションなど
権利に関わる部分は一切表示しておりません。
譜例はFinaleで作成したものです。
Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/~/e/B0CCSDF4GV
X(Twitter)
https://twitter.com/notekind_piano
YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg
無料トライアルで読み放題「Kindle Unlimited」
筆者が執筆しているピアノ関連書籍に加え、
数多くの電子書籍が読み放題になるサービスです。
コメント