【ピアノ】作曲家自身による運指やペダリングは、音楽を示している

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本記事では、
作曲家自身による運指やペダリングの
意図や見分け方について
簡潔に解説しています。

 

例えば「ベートーヴェン ピアノソナタ」の場合、

斜体で書かれた運指が

ベートーヴェンによるものとして

その他の運指と区別されているエディションがあります。

版によって違いはありますが、

きちんとした楽譜であれば

作曲家自身による運指をどう示してあるかの注が書かれています。

「The fingering printed in italic(slanting)numbers is Beethoven’s.」
「イタリック(斜体)数字の運指はベートーヴェンによるものです。」
英文は、Universal Edition「ピアノソナタ第1番 ヘ短調 作品2-1」からの抜粋

などといったように。

ブラームスやショパンなども

比較的多くの運指を残してくれています。

 

ペダリングに関しても、

注を使って

作曲家による指定の箇所を教えてくれている楽譜があったり、

あらゆる解釈本でも

作曲家によるものとそうでないものを区別して

解説してくれていたり。

 

このような情報を手がかりとして

作曲家自身が残した指示なのかそうでないのかを

判断していくわけです。

 

大事なのは、

残した指示は「音楽を示している」ということ。

 

どういった運指をとるのかによって

ニュアンスが変わる。

どういったペダリングをとるのかによっても

ニュアンスが変わる。

とることで生まれるサウンドが欲しいからこそ

作曲家はわざわざ残すのです。

 

作曲家自身による運指やペダリングは、

教育用作品でもない限り

奏者で決めにくいであろうところのガイドとして

書かれるわけではありません。

そんなものは

作曲家がケアすることではなく、

必要であれば

出版の際に補足されればいいだけのこと。

 

指示を見つけたときには

「この指示を通して要求されているのは、どういう音楽なのだろう」

という視点をもって

楽譜のウラを読んでいきましょう。

 


 

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