付点と複付点のリズムが混在する楽曲では
譜読み間違いがとても起きやすい。
具体例で見てみましょう。
楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。
ショパン「エチュード Op.25-7」
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、22-23小節)
いちばん散見されるのは、
「複付点を通常の付点で弾いていることに気がついていない」
というもの。
譜例における右側の小節のように
それぞれの表現が使い分けられているところでは
譜読みに注意が必要です。
版による違いに関しては仕方ありませんが、
自身で使用している版を基本として
混乱しないように整理しておきましょう。
ちなみに同曲では
29小節目からのバルカローレ風の箇所からも
付点と複付点が細かく使い分けられており
注意が必要な場面となっています。
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