【ピアノ】書かれているペダル指示がしっくりこないときの考慮点

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「速いテンポでしか成立し得ないペダリングもある」
ということを考慮すると、
書かれているペダリングの疑問が解決する可能性があります。

 

楽譜に書かれているペダル指示は

ときには非常に不正確なときがあるので

一概には言えないのですが、

それらの指示がしっくりこないときに

とりあえず考えてみるべきことがあります。

 

「テンポが速ければ上手くいくのではないか」

という観点。

 

例えば、

高速スケールの駆け上がりで

ダンパーペダルを踏むように書かれているケースがあります。

しかし、

こういったものはたいてい

ものすごく速く弾く場合のもの。

ショパン「エチュード(練習曲)op.25-11 木枯らし」

の最後のスケールもそうですが、

速い速度でビャッと弾くことで

カタマリとして一種の「効果音(エフェクト)」のような

意味をもたせるようになっています。

それにも関わらず、

ゆっくり目に弾きながらペダルを踏んでも

グワングワンに濁ってしまい

弾いていてしっくりこないのも当然です。

 

「速いテンポでしか成立し得ないペダリングもある」

ということを考慮すると、

書かれているペダリングの疑問が解決する可能性があることを

覚えておきましょう。

 

速いテンポでしか成立し得ないペダリングの

さらなる例は

【30秒で学べる】ショパン「黒鍵のエチュード」ワンポイントレッスン

という記事を参考にしてください。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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