【ピアノ】パッセージの中に隠れている核となるやりとりを聴く②

スポンサーリンク
本記事は、
【ピアノ】パッセージの中に隠れている核となるやりとりを聴く
という記事の補足的内容。
本記事単体でもご覧いただけます。

 

上記記事の譜例とは別の楽曲例で見てみましょう。

楽曲が変わっても考え方は応用できます。

 

モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.576 第3楽章」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、58-62小節)

このような

両手で交互にやりとりするパッセージの場合、

バスやトップノートも重要ではあるのですが、

丸印で示したような

やや長い音価で書かれた到達音は

それらと同じくらい、もしくはそれら以上に重要な

キーノートとなります。

 

譜例の場合もそうですが、

「長い音価の音符」

に注目してみると

核を見抜けることが多くあります。

 

丸印で示した音同士のやりとりを良く聴きながら

どれかひとつの音がはみ出たりしないよう、

ポンポンとバランスよく置いていきましょう。

 

とにかく、バランス バランス バランス。

「バランスにとても敏感」
「バランスのことはまったく意識になく、音を拾っているだけ」

これらの中間の学習者って、ほとんどいないんです。

もし仮に後者だったとしたら

まずやることは「バランスを意識し始めること」。

それだけで

かなり上達の方向へ近づいていけますので。

 


 

Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/~/e/B0CCSDF4GV

X(Twitter)
https://twitter.com/notekind_piano

YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg

 


 

無料トライアルで読み放題「Kindle Unlimited」

 

筆者が執筆しているピアノ関連書籍に加え、

数多くの電子書籍が読み放題になるサービスです。

 

Kindle Unlimited 読み放題 無料トライアル

 

この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

タカノユウヤをフォローする
譜読み
スポンサーリンク
タカノユウヤをフォローする
大人のための独学用Webピアノ教室(ブログ版)

コメント

タイトルとURLをコピーしました