♬ ときどき聞く「縮節」ってどういう意味だろう?
♬ どういう意図で使われるのだろう?
こういった疑問に答えます。
■「縮節」について理解しよう
♬ 縮節とは?
「提示された素材が、音価や拍の長さを縮めながら連結されていくこと」
具体例として、以下の譜例を見て下さい。
カギマークに注目。
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、159-163小節)
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、35-37小節)
他にも、
グリーグ「抒情小品集より ノクターン op.54-4」
グリーグ「抒情小品集より 家路 op.62-6」
グリーグ「抒情小品集より 家路 op.62-6」
などでは、わかりやすい形で提示されています。
作品の時代関係なく、
あげればキリがないほど多くの楽曲で出てくる手法です。
♬ 縮節が使われる主な理由
◉ せき込み効果を出すため
◉ テンポは変わらなくても、”テンポの感じ方” を変えるため
◉ その音型を主役から伴奏型へ移行させるため
◉ ”単純なそのままの繰り返し” という印象を和らげるため
◉ テンポは変わらなくても、”テンポの感じ方” を変えるため
◉ その音型を主役から伴奏型へ移行させるため
◉ ”単純なそのままの繰り返し” という印象を和らげるため
など、
大きくはこの4種ですが
楽曲によって使われ方はさまざま。
これらが組み合わされたりもします。
本記事で取り上げた譜例は
どれに当てはまるのか考えてみて下さい。
Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/~/e/B0CCSDF4GV
X(Twitter)
https://twitter.com/notekind_piano
YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg
無料トライアルで読み放題「Kindle Unlimited」
筆者が執筆しているピアノ関連書籍に加え、
数多くの電子書籍が読み放題になるサービスです。
コメント