「チェック用レパートリー」とは、
いわゆる、熟知した「リファレンス楽曲」のこと。
新しいピアノに触れるとき
いつも慣れていて熟知している楽曲を弾くことで
そのピアノのコンディションを正しく把握出来ます。
コンディションチェックに失敗すると
例えば
弱奏で鍵盤が下りても音が出ずにすっぽ抜けたり、
強奏でタイミングが合わずに鳴り損なったりしてしまいます。
リハーサルなどで
ピアノに触れる時間が極端に短い場合は
その日に演奏する楽曲を弾くことがほとんどでしょう。
しかし、
あなたの本番の回数が増えれば増えてくるほど、
当日初めて出逢うピアノのコンディションチェックに
頭を悩ますことになります。
そういったときに、
チェック用レパートリーが力を発揮します。
また、
いつも慣れていて熟知している楽曲を弾くことで
ピアノの把握だけでなく
日頃の練習のはじめに
自分自身のコンディションを把握するのにも有効。
指慣らし用の楽曲と共用したりと
工夫の幅には限りがありません。
チェック用レパートリーは
既にあるご自身のレパートリーの中から選ぶのでも構いませんが、
できる限り
この条件を満たしている作品から選曲しましょう。
ちなみに私は、
以下の楽曲をチェック用レパートリー兼、
重要なコンサートレパートリーとしています。
◉武満徹「雨の樹素描 II-オリヴィエ・メシアンの追憶に-」
◉大人のための欲張りピアノ [発表会を成功させる20のポイント –練習以外で必要なこと–]
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