【ピアノ】「鎖のつなぎ目」を見つけよう

スポンサーリンク
「鎖のつなぎ目」を見つけるのは
立派な「楽曲分析(アナリーゼ)」です。
詳しくは、本記事をご覧ください。

 

「鎖のつなぎ目」という言い方は

一般的に使われているものではありませんが、

音楽家との会話の中では

ときおり耳にします。

 

これ、何かというと

「フレーズ終わり」であり「フレーズ始まり」でもある音のこと。

 

ひとつ例を見てみましょう。

 

モーツァルト「ピアノソナタ ト長調 K.283 第1楽章」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、70-73小節)

 

71小節目の★印で示した音は

「フレーズ終わり」であり「フレーズ始まり」でもある共通音。

 

ここでは、フレーズ終わりとしておさめるよりは

フレーズ始まりの音としてやや強調してあげると

曲頭のテーマが戻ってきた印象を強めることができます。

 

ひとつひとつ、このような判断をする必要があるからこそ、

「この音は、鎖のつなぎ目の音だろうな」

というのを見抜く必要があるんです。

このWebメディアでもいくつかの例を紹介していますので

メディア内文字検索で

鎖のつなぎ目」と入れてみてください。

 

「鎖のつなぎ目を見つける」というのは

それ自体、立派な「楽曲分析(アナリーゼ)」です。

フレーズ同士のつなぎに共通音らしきものが見えたときには

一度立ち止まって調べてみましょう。

 


 

Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/~/e/B0CCSDF4GV

X(Twitter)
https://twitter.com/notekind_piano

YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg

 


 

無料トライアルで読み放題「Kindle Unlimited」

 

筆者が執筆しているピアノ関連書籍に加え、

数多くの電子書籍が読み放題になるサービスです。

 

Kindle Unlimited 読み放題 無料トライアル

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました