つまらない作品とは、
◉ 変奏曲なのに、装飾的にうわべだけの変奏しかしていない作品
などをはじめとした
いわゆる内容が薄い作品のこと。
選曲方法はいろいろとありますが、
次に取り組む作品を選ぶときには
原則、音楽的な作品を選曲できればベストです。
どうせ時間をかけるのでしたら
内容のあるものに取り組みたいですよね。
しかし、
経験の浅いうちは
自分で音楽的かどうか判断できない場合もあるでしょう。
そんなときに使える、
つまらない作品を選ばないコツがあります。
いわゆる技巧派 ”ではない” ピアニストのレパートリーを調べて
その中から選曲してください。
技巧派というのをウリにしているピアニストは
一種のショー要素を強くしてパフォーマンスをおこなうために
どうしても持ち曲に内容の深い作品は少なくなります。
シューベルトの良い意味で地味な内容の濃い作品なんて、
まずレパートリーにしていません。
反対に、
そういったピアニストをいったん避けてリサーチすれば
内容の濃い作品はすぐに見つかります。
とうぜん、技巧的な作品だからと言って
すべてが音楽的に優れていないわけではありませんが…。
ショー的な作品をレパートリーにもっておくのは構いません。
一方、基本は音楽面を最重視して学習内容を決めていくべき。
そうすれば、
あらゆる音楽表現を伴った練習ができるので
自分の音楽が育つうえ
結果的に、テクニックも向上するのです。
【ピアノ】聴いておくべきピアノ曲一覧
Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/~/e/B0CCSDF4GV
X(Twitter)
https://twitter.com/notekind_piano
YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg
筆者が執筆しているピアノ関連書籍に加え、
数多くの電子書籍が読み放題になるサービスです。
コメント