ベートーヴェン「ピアノソナタ第26番 変ホ長調 作品81a 第2楽章」ワンポイントレッスン
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、38-42小節)
ここでは、
「丸印をつけた音同士のバランス」を
ていねいにとっていきましょう。
テンポがゆっくりで、なおかつ、音数がシンプルですので、
ひとつひとつの音の表情が非常によくみえます。
急にひとつだけ音が飛び出てしまったりすると
とても目立ちますので注意しましょう。
加えて重要なのは、
最終小節から第3楽章への移り変わり方。
体の動き方で f になるのが予感されてしまうのは
避けたいところです。
「いきなり f で音像が近くなるからこそ効果的」
なのです。
「聴衆は視覚的にも音楽を聴く」
ということを念頭に置いて、
最終小節は何も予感させないかのように落ち着いて演奏しましょう。
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