【ピアノ】音価までもう一方の手に釣られない

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もう片方の手で演奏する内容に釣られがちになる場面というのは多く、
またそれらというのは
自分では釣られていることに気が付きにくいのが厄介です。

 

具体例で見てみましょう。

楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。

 

モーツァルト「ピアノソナタ第8番 K.310 第1楽章」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、14小節目)

ここでは、

上段が裏打ち中心の8分音符で

下段が4分音符ですが、

上段に釣られて

下段まで8分音符にしてしまっている演奏を

良く耳にします。

そのほうが弾きやすいのは確かですが、

音楽自体が変わってしまうので

気を付けたほうがいいでしょう。

 

このように、

もう片方の手で演奏する内容に釣られがちになる場面というのは多く、

また、自分では釣られていることに気が付きにくいので

譜読みの初期段階から目を光らさせるクセをつけることが大切。

 

「音価」を例に挙げましたが、

釣られがちな要素に

「アーティキュレーション」などもありますので

とにかく、譜読み段階からの注意が必要です。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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