練習時間以外に休んでいたりするのは
とうぜんのことですので、
主に、
「音楽家としての糧になる行動として、何をしているのか」
ということを書いていきます。
結論ですが、
多くのピアニストは
練習以外の時間で「教養」を身につけているようです。
「美術」などの他分野の芸術に触れるというケース。
例えば、
知っている方もいらっしゃると思いますが
美術は音楽に比べて歴史が細分化されています。
音楽の場合、
「近現代」などとひとくくりにされていて
その中に
「新古典主義」「新しい単純性」などと
おおづかみの区分があるのみです。
一方、美術では
「フクシマ以後」などと
本当に近い歴史まで区分が存在するのです。
こういったことを知ったからといって
明日からピアノがうまくなるわけではありません。
しかし、
マルセル・デュシャンが便器の絵を書いただけで
歴史を変えたように、
それぞれの分野で歴史を変えた人物が
なぜ重要だったのかを知ることで
歴史の中で今自分がどの位置に立ってるのかを
知ることができます。
また、
「上達する」ということは
「色々な方と会う機会が増える」
ということです。
そうすると
不意にさまざまな話題をふられます。
その時に、
「入り口の話題も何もわかりません」
という状態だと
そこで会話が終わってしまいます。
「練習をしつつも、残りの時間で教養を身につける」
これは
たとえ趣味でピアノを演奏する方にとっても
プラスになることばかりでしょう。
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