【ピアノ】理想と現実の差を埋めるのが練習

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「練習のための練習を避ける方法」
を解説した次は、
「練習とは何か?」についてです。

 

ひとつ前の記事、

【ピアノ】「練習のための練習」を避ける方法

では

「やった感を感じることで、上達を祈っているだけ」
「うまく弾けるところを気持ちよく弾いているだけ」

こういった練習を避ける方法を紹介しました。

 

では、「練習とは何か?」ということですが、

それは

【ピアノ】ピアノの練習とは?

という記事でも書いた通り、

「今取り組んでいる作品について博士になること」

このように言えるでしょう。

 

一方、

あえて今回はもっと実技的な面で

「練習とは何か?」について解説したいと思います。

「ピアノの練習とは?その2」です。

それは、

理想と現実の差を埋めること。

 

例えば、仕上げたい楽曲があるとします。

その場合には

以下の手順を意識してピアノへ向かってください。

「理想を思い描く」

「現在地を知る」

「これらの間にある溝をうめる」

この3ステップが、実技的な面でいう場合の「練習」です。

 

現在地が

まだ何も弾けていない状態なのだとしたら、

溝をうめる内容は

「楽曲を知ること」や「譜読み」になります。

 

現在地が

おおむね弾けるようになっているのだとしたら、

溝をうめる内容は

「録音 & チェック」により

「思っていた演奏と実際の演奏とのギャップを減らしていくこと」

になります。

 

現在地が

仕上げ段階なのだとしたら、

溝をうめる内容は

理想の演奏をするピアニストの演奏を勉強したり

場合によっては寝かせたりすることになるかもしれません。

 

こういった内容は

学習者の段階によって差があってOKです。

いずれにしても、

「理想を思い描く」

「現在地を知る」

「これらの間にある溝をうめる」

この3ステップを経ることに変わりはありません。

 

誰でも無意識にやっているかもしれませんが

それは別問題なのです。

「今、この溝を埋める練習をしているんだ」

という意識をきちんと持っているかどうかが重要。

それ次第で、

練習の効率が圧倒的に変わってきます。

問題意識なしに問題が解決されることは

まずありません。

 

以下の参考記事も参照しながら

コツコツ練習を継続してみてください。

 

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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