【ピアノ】「ペダリングでは濁っていなければいい」から卒業する方法②

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本記事では、
【ピアノ】「ペダリングでは濁っていなければいい」から卒業する方法
という記事の補足的内容。
本記事単体でもお読みいただけます。

 

ダンパーペダルを使ったときに

誰が聴いてもNGなのは、

特別な意味がないのにも関わらず

ただ濁っていることです。

 

しかし、

「ペダリングでは濁っていなければいい」

というだけではありません。

…という話題の2例目。

 

具体例で見てみましょう。

楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。

 

モーツァルト「ピアノソナタ K.545 第1楽章」

譜例(PD作品、Finaleで作成、26-28小節)

 

上段に出てくる16分音符の動きに注目してください。

パッセージ的には

和音の中で分散されているだけなので

和音変化の際に踏み替えさえすれば

ペダルを使っても濁りはしません。

 

しかし、

このような軽さが欲しいパッセージでは

あえてペダルを用いないほうがいいでしょう。

たとえ濁らなくても

ペダルで和音化されたウェットな響きは

ここでのコロコロした軽さからは遠く離れたもの。

 

前記事の例も含め、

こういった例を

いくつも引き出しへ入れておくことで、

「ペダリングでは濁っていなければいい」

という考え方から卒業することができます。

 

笈田光吉 氏は

ピアノペダルの使い方」(笈田光吉 著  音楽之友社)

という書籍の中で

同じような表現について

以下のように書いています。

(以下、抜粋)
故意にペダルを避けて、可憐な優美さを表現する方法がある。
これはモーツァルトなどにしばしば見受けられる。
しかしこの方法は多くの場合、無味乾燥な結果をもたらす故、
発想の点で非常に注意しなければならない。
ペダルを用いずに優美さを出す例として次の二つを挙げる。
(文章の抜粋終わり)

モーツァルト「2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448 第1楽章より」
抜粋譜例(PD作品、Finaleで作成)

 

◉ ピアノペダルの使い方(笈田光吉 著  音楽之友社)

 

 

 

 

 

 


 

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